【エンゼルス】大谷翔平43号満塁弾も空砲に 守護神エステベスの8月防御率14・14の苦しさ

タグ: , , , , 2023/8/19

不安定な投球が続いている守護神・エステベス(C)Getty Images

 エンゼルスの大谷翔平は現地時間8月18日(日本時間19日)に本拠地で行われたレイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。2回にメジャー通算2本目となる豪快な43号グランドスラムを放つなど、2安打4打点の活躍を見せたが、試合は延長10回に3点の勝ち越しを許し、痛恨の敗戦となった。

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 試合序盤はエンゼルスペースだった。大谷は1―1で迎えた2回2死満塁の第2打席に相手先発右腕エラスモ・ラミレスの高めに浮いたカットボールを一閃。右翼席ポール際へ突き刺さる、自身2度目のグランドスラムを達成。2試合連続となる豪快なアーチには本拠地エンゼルスファンの興奮も最高潮に達したが、この一発が出ても勝ちきれないのが、今のエンゼルスの苦しいところ。

 一時は4点をリードするも投手陣が粘れず、失点を重ねた。6-6の9回からマウンドに上がった守護神、カルロス・エステベスは無死一、三塁の危機を味方の好プレーもあり、奇跡的な三重殺でしのいだが、無死二塁から始まる延長タイブレークとなった10回は先頭のアイザック・パレデスに死球を与えて再び無死一、三塁のピンチを招くと続くルーカス・レイリーに右翼線へ運ばれ、逆転を許す。この回は二死一、三塁からもジュシュア・ローにセンターへの適時打を浴び、6-8とするとここでスイッチしたアーロン・ループもレイズ打線の流れを止められず、10回のみで3失点。一時は勝利をつかみかけるも結局は6-9と後味の悪い負け方となった。

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