“大マニア”の米識者が大谷翔平のトレード放出を提言! エ軍オーナーを「今のままでは史上最高の選手を無駄に失う」と糾弾

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14日のアストロズ戦ではマウンド上でも苛立ちを隠さなかった大谷。(C)Getty Images

 球界を沸かせる稀代の天才をトレードするか、否か。エンゼルスの決断が大きな注目を集めている。

 メジャーリーグは現地7月14日にレギュラーシーズンの後半戦が始まった。各地で熱戦が繰り広げられたなかで、9年ぶりのポストシーズン進出を狙い、正念場を迎えているエンゼルスはアストロズに5対7と完敗。複数のミスが絡んでの手痛い黒星となった。

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 攻守で精彩を欠き、同地区のライバルに地力の差を見せつけられた。とりわけ5回表の守備で内野ゴロをファンブルして追加点を与えたルイス・レンヒーフォのプレーは「許容できるものではなかった」(フィル・ネビン監督談)。

 チーム状況そのものが芳しくはない。打線の軸となるマイク・トラウトとアンソニー・レンドーンの二人が中長期の故障離脱を余儀なくされ、投手陣も大谷を除いて計算できる投手が少ないのである。この現状は米メディア『The Athletic』でエンゼルス番を務めているサム・ブラム記者も「勝利への必死さが伝わってくる。だが、またも醜い内容の敗戦を喫した今、チームがどれほど必死なのかは疑問の余地がある」と糾弾している。

 そうしたなかで俄然、過熱しているのが、大谷の去就に関する報道だ。今年3月に米老舗誌『Sports Illustrated』で「トレードはしない」と公言したアート・モレノオーナーを中心とした首脳陣は今夏の放出に対して否定的なスタンスを崩してはいない。がしかし、ポストシーズン進出が遠のいているチーム状況から現地8月1日に迫る期限までにトレードに踏み切るのではないかという憶測は尽きない。

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