改めて注目される大谷夫妻の"稀有さ" 心臓病と闘う少年を始球式招待に「アスリート夫妻だからできたこと」感動の輪広がる

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大谷夫妻の温かい気配りに感動の輪が広がっている(C)Getty Images

 大谷夫妻の〝サプライズ〟に感動の輪が広がっている。

5月16日(日本時間17日)に行われたレッズ戦は移籍後初の大谷のバブルヘッドデーとなった。この試合前始球式に心臓疾患と闘ってきた13歳のアルバート・リー君を招待。

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 当初は球団から真美子夫人の始球式登板を打診されたというが、大谷は夫人と相談の上、辞退を決め、病気と闘うリー君が招待されたという。

 リー君は生後13日で心臓を手術、その後もロサンゼルス市内にあるUCLA子供病院で複数回手術を受けるなど、病魔と闘い続けてきたという。

 ドジャース公式インスタグラムではリー君と大谷の対面の瞬間を映像で投稿しており、大谷が目の前に現れた瞬間、リー君は漫画のように、驚きと喜びのあまり、目と口を大きく開き数秒間フリーズする様子が伝えられた。大谷からサイン入りのユニホームを手渡され、始球式の大役を直接言い渡されると再び驚愕。実際に行われた始球式では大谷が捕手役を務め、必死に投げるリー君の姿も感動を呼んだ。

 始球式を投げ終えたリー君の目線にあわせて、優しく話しかける大谷の姿もあった。

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