中村紀洋が草野球149キロ右腕を絶賛!「プロ野球でもセットアッパーで通用する」

タグ: , 2018/6/22

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ストレート、変化球、スピードと申し分ない


 先日、テレビ朝日系のスポーツバラエティ番組「ビートたけしのスポーツ大将」の野球対決に出演させて頂きました。「レジェンドバッター9」の打者として芸能人の方、全国から選ばれた草野球、小学生、中学生の代表投手と対戦したのですが、本当に良い投手ばかりで打席に立っていて楽しかったです。

 中でも驚かされたのが草野球代表で対戦した最速149キロ右腕・箭内(やうち)翔太投手(20、クーニンズ所属)です。番組では安打を打った場面しか放映されていませんが、それまで際どいコースにキレの良い変化球を投げていました。カウント3ボール1ストライクから140キロ台のストレートをセカンド頭上に打ち返しましたが、1つ1つのボールを見た中でストレート、変化球、スピードと申し分なくプロ野球でもセットアッパーとして通用しそうな感じでした。軟式球から硬式球への対応が問題ですが、そこを対応できれば十分通用すると思います。

 社会人野球、独立リーグだけでなく草野球でも野球が大好きで実力のある選手たちがいます。草野球からプロ野球の世界に入るのは簡単なことではありませんが、挑戦することは素晴らしいことだと思います。箭内投手や今回対戦した選手たちは上のステージを目指せる力を持っているので自分の可能性を信じて頑張ってほしいですね。

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部 平尾類]

中村 紀洋(なかむら・のりひろ)

渋谷高で2年夏の90年に「4番・投手」で激戦区の大阪府予選を勝ち抜き、同校初の甲子園出場に導く。高校通算35本塁打。91年にドラフト4位で近鉄バファローズに入団し、「いてまえ打線」の4番として活躍した。00年に39本塁打、110打点で本塁打王、打点王を獲得。01年も132打点で2年連続打点王に輝き、チームを12年ぶりのリーグ優勝に導く。04年に日本代表でシドニー五輪に出場して銅メダルを獲得。メジャーリーグ挑戦を経て06年に日本球界復帰し、07年に中日で日本シリーズMVPを受賞した。13年にDeNAで通算2000安打を達成。15年に一般社団法人「N’s method」を設立し、独自のMethodで子ども達への野球指導、他種目アスリートを中心にトレーニング指導を行なっている。17年には静岡・浜松開誠館高校で硬式野球部の非常勤コーチに就任。高校生の指導に力を注ぐ。

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