平野美宇らで話題の“暗黙ルール”に変化? 中国選手が語った敬意の在り方「生死を懸けた戦いをしている」【卓球】

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 卓球界でも空気は変わりつつある。現地時間2月21日に行われた女子団体戦の決勝トーナメント2回戦でタイと対戦した中国の1番手を務めた陳夢も11-0で3ゲームを連取する完封勝利を記録。チームのベスト8進出に貢献した。

 この試合後、中国メディアでも「なぜ慈悲を見せなかった」「容赦なく圧勝」(いずれもポータルサイト『捜狐』)と強調された東京五輪の金メダリストは、「今は決勝ラウンド。1点だろうと気を緩める勇気はないです。すべてのポイントを真剣に受け止める必要があり、集中力には非常に満足していた」と宣言。常に真剣プレーを貫く姿勢こそ相手へのリスペクトであるという考えを示した。

 この意見に世界ランク1位の名手も同調する。中国代表のエースであるの孫穎莎も中国メディア『北青体育』で「決勝ラウンドは生きるか、死ぬかの戦いになる。私たちは生死を懸けた戦いをしているんです。試合に出場するかどうかに関係なく、私たちはすべての試合に向けて全力で準備する」と訴えている。

 日本でも小さくない話題となった卓球界の不文律。しかし、その「掟」に対する考え方は、時代とともに捉えられ方は変わっている。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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