終戦迎えた西武・森と外崎が早くも宣言に含み?!今年のFA戦線は捕手と二塁手が熱い

タグ: , , , , , 2022/10/10

 二塁手に目を移そう。宣言すれば目玉となりそうなのが、ロッテの中村奨吾。今季は打率・257、12本塁打、68打点と数字をやや落としたが、勝負強い打撃と的確な守備は未だ健在だ。4月に新型コロナウイルス感染で途切れたが、そこまで630試合連続出場という数字が選手としての価値の高さを物語る。今季は史上15人目となる全打順本塁打を達成。スタミナ面や野球脳を含めて、ここまで使い勝手のいい選手もなかなかいない。

 もう一人が楽天の浅村栄斗。こちらは獲得には莫大な資金が必要となる。それでも一人でチームのバランスを大きく変えられるだけの打撃を持つ。市場に出れば、二塁手の強化を目指したいチームからすれば、喉から手が出るほどの存在だ。





 捕手も二塁手も、例年になく多士済々の面子がそろう。そしてどちらのポジションにも言えるのが、育成が難しく、チームの根幹を成す鍵となる守備位置ということだろう。これらの候補選手のうち、何人が市場へと出て行くのか。総シャッフルとなるような事態を起こり得るのか。動きようによっては、激動のオフとなるかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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