五輪出場を逃して広まる不信感 欧州組の不参加を嘆いた首脳陣を母国紙が糾弾!「インドネシアに負けた理由として不適切だ」

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 今大会に向けて韓国は世代の核となってきたヤン・ヒョンジュン(セルティック)、キム・ジス(ブレントフォード)、ペ・ジュンホ(ストーク)の招集を画策。しかし、各クラブの反発を受け、断念せざるを得なかった。

 もっとも、アンダーカテゴリーの大会は、A代表とは異なりサッカー協会側に選手の拘束権はない。ましてや欧州のサッカーシーンはシーズンが佳境を迎えている。欧州組の招集が困難を極めるのは必然だった。

 そうした背景もあり、ミョン・ジェオンヘッドコーチの発言には厳しい指摘も飛んでいる。日刊紙『朝鮮日報』は、134位というインドネシアの国際サッカー連盟(FIFA)のランキング(韓国は23位)を強調し、こう断じている。

「試合後に首脳陣が発したのは、欧州組が反発を受け、代表に呼べなかったために、戦力が弱体化したという評価だ。しかし、これはFIFAランクで100以上の差があるインドネシアに負けた理由としては不適切だ。そもそもこの日も、グループリーグ2戦3発と結果を残していたイ・ヨンジュンがベンチスターとなるなど選手起用は正常に行われていなかった」

 日本もカタールを前に苦闘を強いられた。そうしたなかで、五輪出場の常連となっていた韓国の敗退は、アジアサッカー界のレベルが高まっていることを痛感させられる事態だと言えよう。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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