「キクチがついに輝く時が来た」菊池雄星の開幕先発“指名”に古巣メディアも反応 指揮官は「エースとして迎えたんだ」と絶大な信頼

菊池は昨シーズンのような好投を見せられるか(C)Getty Images
またひとり、日本人投手がシーズン初戦のマウンドに登ることが決まった。
エンゼルスのロン・ワシントン監督が今シーズンの開幕投手に菊池雄星を指名したことが米国内で伝えられた。メジャー7シーズン目を迎える菊池は今季よりエンゼルスに加入、新天地でいきなり大役を任されることとなった。
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すでに、ドジャースの山本由伸、カブスの今永昇太が東京ドームの開幕ゲームで先発することも発表されており、日本人投手3名のMLB開幕投手は史上最多。それぞれがチームのエース格としての大きな期待の表れであり、もちろん移籍1年目の菊池も同様だ。
そして菊池の開幕投手指名のニュースは米国内でも大々的に報じられており、昨年7月まで菊池が在籍していたブルージェイズの専門メディア『Blue Jays Nation』でも扱っている。現地時間2月20日、「エンゼルス、元ブルージェイズのユウセイ・キクチを2025年開幕投手に指名」と銘打った特集記事を掲載した同メディアは、「キクチがついに輝く時が来た」と綴るなど、オープニングゲームでの活躍に期待を寄せた。
さらに、「昨シーズン、ブルージェイズとアストロズでキャリア最高の成績を残した33歳の左腕は、FA(フリーエージェント)となり、最終的にエンゼルスと3年総額6300万ドルの契約を結んだ。2024年の素晴らしいパフォーマンスが正当に評価され、高額契約を手にした形だ」などと振り返っている。