阿部慎之助監督が決断した門脇のスタメン落ち 泉口友汰の“一発”回答は打線活性化の特効薬になるか

阿部監督が決断した泉口の起用が当たった(C)産経新聞社
4月9日のDeNA戦では、開幕から10試合連続でショートでスタメン起用されていた巨人の門脇誠が、今シーズン初めてのベンチスタートとなった。21打席ヒットがなく、8日のDeNA戦の第5打席でヒットを打ち、長いトンネルを抜け出すきっかけを掴んだように見えたが、打率.182と低迷。阿部慎之助監督も、ついに決断した。
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昨シーズンも開幕からレギュラーとして試合に出場していた門脇だが、エラーの多さから5月18日の広島戦でシーズン初めてのスタメン落ちを経験している。昨年より1か月以上も早くスタメン落ちしたことを鑑みると、今シーズンは正念場といってもよさそうだ。
そして、門脇の代わりにショートでスタメン出場した泉口友汰が早速期待に応える活躍を見せた。第3打席に今シーズン初ホームランを放つと、第4打席にはヒットで出塁し、6点目のホームを踏んだ。
巨人は下位打線がつながりを欠いていたが、泉口がマルチ安打を放つことで得点力が一気にアップした。結果を残した泉口が、しばらくはスタメンで起用されていきそうだ。
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