サノーが中軸として機能すれば、自ずと打線の状態も上がっていくはずだ(C)産経新聞社
いよいよ、本領発揮の時を迎えたかもしれない。
球団創設90周年イヤーを相変わらずの低空飛行で過ごす中日だが、このところ打線に安定感が生まれ始めている。その理由の一端にミゲル・サノーがいることは否定できない。
【動画】復帰後8発で打線の核に!サノーが放った右方向への一撃を見る
MLBでシーズン30本塁打を2度達成した大物助っ人は、オーバーウェイト気味でシーズンに突入。案の定、開幕から2週間強で左脚を肉離れ。2か月間の離脱を余儀なくされた。
ただ、6月上旬の復帰後は自慢のパワーを遺憾無く見せており、およそ1か月の間に8本塁打(6月7日〜7月12日の24試合)を記録。チームが苦手とするDeNA戦で2度の1試合2本塁打をマークするなど、打線の中でなくてはならない存在になりつつある。
特に7月に入ってからは全10試合で出塁を記録。元々三振が多い打者ではあるが、ここまでは9三振しても同数の9四球を選んでいる。本塁打も引っ張り傾向が強かったものが、右方向にも度々出るようになった。復帰後の8本塁打のうち、半数の4本が右方向への一撃だ。
長打があり四球を選べる、いわゆる「OPSが稼げる」「得点をもたらす」状態に入ったことから、8日のDeNA戦(横浜)からは4番に昇格。2番に移った細川成也との両門が機能し、岡林勇希や村松開人と形成する上位打線はリーグ屈指の質の高さを誇る。