なぜシーズンの“土壇場”でNPB移籍? 中日へのウォード“売却”に潜む思惑「日本で成功を収めれば、将来的にメジャー契約を勝ち取れる」
一方でウォードにとっても日本行きはキャリアを発展させる好機となる。
というのも、米球界では、MLB(オーナー側)と選手会による労使協定の改定を巡る交渉が停滞。今オフにロックアウト(オーナー側による球団施設締め出し)突入が確実視され、選手は長期間の実戦離れと新契約の交渉停滞も強いられる。DFAとなったウォードは、FA市場の交渉戦線で優先順位は低く、フリーの立場が長期化する恐れがあるため、日本でプレー機会を得られるのはメリットとなる。
今回の移籍についてまとめている米移籍専門メディア『MLB Trade Rumors』は「ドジャースにおいてウォードは、メジャーリーグで実力を証明する機会をあまり与えられてこなかった。それはおそらく、彼が遅咲きの選手だからだった」と指摘。スター軍団において28歳の大砲が不遇をかこってきた過去を紹介し、改めて中日移籍を“狙い”を分析している。
「ウォードには、まだ2年間のオプション契約が残っており、MLBの他球団にウェイバー公示で獲得されたとしても、マイナーで多くの時間を過ごす運命にあったのかもしれない。しかし、今回の移籍によって日本で成功を収めれば、将来的にメジャー契約を勝ち取れる可能性は出た。加えて、その成功を糧に、より高額な契約でNPBに残留することも可能だろう」
来季に向けても興味深い中日の大物補強。ウォードにとってもキャリアを好転させる上で正念場となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「きたぁああああああ!」祝日未明に日本球界に飛び込んできたド軍168発、左の大砲獲得報道にファン沸く「中日は先手をよく打ったな」「素晴らしい補強」
【関連記事】巨人奇跡の逆転Vの条件は?球界OBの考察「ベテランを使い切ったほうがいい」若手に対しても「なんでもかんでも振りにいくから…」
【関連記事】「やっぱり、めちゃめちゃいい選手だったな」日本ハム→阪神移籍のベテラン捕手に他球団ファンも垂涎のまなざし 圧巻の.400「獲得は大成功だったと思う」













