終了間際にまさかの失点 日本、“完璧”な1-0からブラジルに逆転負け 英解説はラストプレーに落胆「ちょっとした綻びから崩れた」【W杯】
しかし、波に乗ったセレソン(ブラジル代表の愛称)のついに日本の牙城を崩す。56分にガブリエウのクロスにカゼミーロが強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。
同点として、一気に畳みかけるブラジルは、左サイドに開いたヴィニシウスを軸に、幅を広げて攻勢を強めていく。一方で後手に回った日本は、前半に機能していた前線からのプレスがハマらなくなり、防戦一方となった。
その後も攻めるブラジル、守る日本という構図で進んだ試合は1-1のまま延長戦に突入するかと思われた後半終了間際のアディショナルタイム5分に動く。自陣のゴール前でブルーノ・ギマラエンスの絶妙なパスに反応したマルチネッリが右足で流し込んだ。
まさに終了間際に待ち受けていたドラマ。自陣でボールを失ってから繋がれた日本にとっては、悔いの残る結果となったが、世界は劇的な一戦を驚きを持って伝えている。英公共放送『BBC』の解説者である元イングランド代表のクリス・サットン氏は「アンチェロッティは生粋の勝者だ」とブラジルを勝利に導く手腕を発揮した名将を絶賛。「彼らはサッカーの試合に勝つ方法を見つけ出し、劣勢から逆転する。日本は素晴らしい守備を見せていたが、アオ・タナカのちょっとした綻びから崩れた」と描写した。
あまりに残酷なドラマ。日本の挑戦は、またも決勝トーナメント初戦で終わった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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