規律正しい森保ジャパンに不足した「傲慢」 元スペイン代表MFが指摘した日本サッカーで“負の歴史”が繰り返される理由「もっと勝ちに行くべきだ」【W杯】
「消極さが目立った。いや、そうじゃないだろう?」
チームのための奔走が重視され、重宝されてきた森保ジャパン。だからこそ、完璧な組織力と献身的な戦いは完成した。しかし、世界の檜舞台では、それだけを強みとしていては、欲している「優勝」という結果は掴めない。
具体的なプレーにも目は向けられる。
現役時代に、バルセロナ、バイエルン、そしてリバプールでプレーし、世界最高峰の水準で活躍を続けてきたチアゴ氏は「日本サッカーの歴史は、苦しみの方が多い」と指摘。そして、こう続けている。
「ブラジルとの試合でも後半の日本はずっと苦しんでいた。ああいう状況になった時に自分の手で流れを変えて、『俺がチームを勝たせるんだ』というようなエゴが日本にはないからだ。もちろんそれはネガティブなものじゃない。言うなれば、“前向きな傲慢さ”だね。サッカーでは『自分が試合で違いを生み出す』という気概が必要な時がある。
日本のプレーを見ていると、『ここで1対1を仕掛けていいぞ』という場面でも、『よし、ここでいいや』という消極さが目立った。いや、そうじゃないだろう? もっと相手ディフェンダーとの勝負に勝ちに行くべきだし、もっと仕掛けていいんだよ。ヴィニシウスだって失敗することもあるけど、成功も多い。それは彼が常に挑戦しているからだ」
失敗を繰り返しながら進化を続けてきた日本サッカー。チアゴ氏が論じた“個の不足”をどう補っていくのかは、選手だけでなく、指導者や組織としても将来に向けたあまりに大きなテーマとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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