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【現地発】久保は間に合うのか、板倉や伊東も…満身創痍で迎える試練のブラジル戦 森保体制“8年の集大成”が試される大一番での「日本のプラス要素」とは【W杯】

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チームは一丸となっている。あとは結果を残すだけだ(C)Getty Images

 北中米ワールドカップ(W杯)大躍進を目論む日本代表にとって、決勝トーナメントの勝ち上がりがどうなるかは非常に重要なポイント。現地時間6月25日のF組最終節・スウェーデン戦(ダラス)の結果が大いに注目された。

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 森保一監督は「まず勝って、グループ1位通過を目指す」という方針を貫き、第2戦・チュニジア戦(モンテレイ)からのスタメン入れ替えも3人にとどめ、本気モードで北欧の強敵に挑んでいった。

 ご存じの通り、結果は1-1のドロー。日本は56分、巧みな組み立てから堂安律のスルーパスに飛び込んだ前田大然が値千金の先制弾をゲット。これで勝ち点3に近づいたが、わずか6分後に売出中のアンソニー・エランガに一撃を浴び、そのままタイムアップの笛を迎えることになった。

 こうして結局、2位通過を果たし、29日のラウンド32の相手はブラジルに決まった。1位になったとしても、2022年カタールW杯4強のモロッコということで、楽な相手ではなかったが、ブラジルが難敵なのは誰もが理解しているところだ。

 日本は2025年10月に東京・味の素スタジアムで王国に3-2の歴史的金星を挙げたものの、その時は主力が複数欠場。鎌田大地も「参考にならない」と淡々と語っていて、同じような試合運びができるとは限らない。

 しかも、スウェーデン戦でキャプテン・板倉滉が左太もも裏の違和感を訴え、39分に交代。66分からピッチに立った伊東純也もドリブル突破を仕掛けた際、相手選手と右ひざが接触。試合後に「痛みはありますけど、何とかします」と険しい表情で語っていた。初戦・オランダ戦(ダラス)左ひざを痛めた久保建英も中3日で迎える大一番に間に合う保証はなく、戦力的にかなり厳しい状況で強敵と対峙しなければならなくなりそうだ。

 そんな日本にとってプラス要素と言えるのは、次戦の会場がヒューストンだということ。ヒューストンはベースキャンプ地・ナッシュビルから飛行機で2時間で時差もなく、移動負担はそこまで大きくない。日本代表関係者が「モンテレイへ行くよりは今後のことを考えるとよかった」と安堵していたが、空調の効いた室内スタジアムで戦えることもメリットが大きい。

 もう1つ大きいのは、一度でもブラジルを倒したという自信を抱いていること。前述の通り、鎌田を筆頭に多くの選手が「前回(8か月前に)勝ったことは参考にならない」「忘れないといけない」と口を揃えているが、「ブラジルにも必ず弱点はある」と同じ目線で挑んでいけそうだ。そのマインドは2006年ドイツW杯で1-4で惨敗を喫した頃とは全く違うのは間違いない。

「ベスト32でそういう相手とやって、もし勝てたら、その後もすごく戦いやすくなる。僕らは勢いに乗って、相手を飲み込んでいくしかないんですよね。疲労とか環境とかいろいろあるけど、彼らを倒していかないと優勝には届かない。ポジティブに捉えて戦いたい」と昨年のブラジル戦で決勝弾を叩き出したエース・上田綺世は真っ向からぶつかっていく覚悟だ。

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