井上尚弥とのメガマッチは「絶対に逃がしちゃいけない」 元世界2階級王者が態度不明なバムに苦言「『この試合を望んでいる』と言っていなかったか?」
井上との対戦が囁かれるバム。しかし両雄のマッチアップを巡る交渉は不透明な状況が続いている(C)Lemino/SECOND CAREER/NAOKI FUKUDA、(C)Getty Images
ボクシング界垂涎のメガマッチ構想の行方が小さくない話題となっている。ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者である井上尚弥(大橋)と世界3階級制覇王者のジェシー・“バム”・ロドリゲス(米国)のそれだ。
かねてから来年2月にスーパーバンタム級での対戦が囁かれてきた両雄だが、井上戦前にWBO世界バンタム級王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)との統一戦を12月に行うというバム陣営の意向もあって交渉は停滞。10月13日には、井上が自身のXで「バムをダラダラ待つ気はないからフェザー級に行く準備も始めるよ」と投稿し、実現が不透明な状況となっていた。
こうした状況に米ボクシング関係者たちも不安、いや不満を隠さない。かつてスーパーライト級とウエルター級で世界王者となった名手ティモシー・ブラッドリー氏(米国)は自身のYouTubeチャンネルにおいて「『一体どうしてしまったんだよ、バム!』っていう感じだ。前に『この試合を望んでいる』と言っていなかったか?」と吐露。「以前は4月か5月になると話していたが、3月でも準備は間に合う」(トレーナー兼マネジャーのロバート・ガルシア氏談)と対戦を先延ばしする挑戦者陣営のスタンスに疑問符を投げかけた。
井上を「別次元のバケモノ」と認め、その価値を声高に語ってきたブラッドリー氏。ゆえに「イノウエとの対戦こそが俺たちが見たい戦いであり、君(バム)のキャリアにとって必要な戦いだ」と主張。そして、「もしもイノウエがフェザー級に上げてしまったら、もう彼は下の階級には戻らない」とチャンスを逃すべきではないという見解を示した。












