なぜ“開幕投手”は山本由伸ではないのか 指揮官が明かしたドジャースが「常勝軍団」だからこそのプラン「普通に考えれば、第1戦をヨシでいくのが当然だ」
無論、首脳陣も「山本での開幕」は構想に入れていた。2日に米スポーツ専門局『Sports Net LA』などの取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は、「普通に考えれば、第1戦をヨシでいくのが当然だ」と答えている。
ではなぜ、山本ではないのか。9月26日のジャイアンツ戦後にスクバルにポストシーズン初戦での先発を託すことを告げていたという指揮官は、「我々がそういう決断をするのには理由がある。先まで見据えた時に、彼(スクバル)を第1戦に置くのが最も理にかなっている」と先発投手の運用プランの一端を明かしている。
「タリク(スクバル)が通常の登板間隔(中6日)で投げられるという点が大きい。このシリーズだけでなく、先も見据えているんだ。これまでも言ってきたように、うちの4人の先発陣(山本、スクバル、スネル、グラスノー)は誰がどこを投げても大きな差はないからね」
地区シリーズからワールドシリーズ制覇までに必要な11勝をいかに積み重ねていくか。それを考えた時に、短期決戦で陥りがちな一戦必勝のスタイルではなく、中期的に効果的に機能する計画を練り上げる。「優れた先発陣が揃っているなら、その先までどう並べるかをある程度は、想定しておくのが賢明」と語るロバーツ監督が見据えるのは、地区シリーズだけではないのだ。
「我々には、4人の優れた先発投手がいる。そして、その4人をどう配置するのが最も効果的かを選ぶこともできる。そういう判断ができるのは、リーグでも屈指の才能を持つ先発投手が4人もいるからこそだ」
山本をより効果的に使うため。第3戦での起用が有力視される背景には、常勝軍団だからこその思考がある。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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