「ヤマは本当に凄い男なんだ」なぜ山本由伸は活躍できる? 元ド軍カーショーが証言した異質さ「メジャーの投手が見習えることがたくさんある」
日々熱心に自身のトレーニングをこなしている山本(C)Getty Images
今季も安定感はブレない。まさに「エース」と呼べる投球を続けている。ドジャースの山本由伸だ。
入団から3年目を迎え、完全にメジャーの水にも慣れた右腕は開幕から先発ローテーションの柱として活躍。現地時間8月5日時点で20先発(133.2イニング)を消化して11勝をマークする山本は、防御率2.76、WHIP0.88、被打率.187と堂々たる内容のパフォーマンスを続けている。
【動画】これは打てない…山本由伸の鋭く変化するスプリットをチェック
チームの投手編成事情は決して楽ではない。左膝の故障によって“投手”としては離脱中の大谷翔平をはじめ、ブレーク・スネル、タイラー・グラスノーという先発の柱となるべき中心選手の故障が相次いでいる。現地時間8月2日にトレードで怪腕タリク・スクバルを加えたとはいえ、ローテーションのやり繰りは例年以上に厳しいものとなっている。そうした中で、大きな故障もなく投げ続ける山本の存在は小さくない安心材料とも言えよう。
そのタフネスはドジャースの内部事情を知るレジェンドも認めるところだ。現地時間7月31日、米ポッドキャスト番組『Get It Done League』に出演したクレイトン・カーショー氏は、昨季まで同僚だった山本について「ヤマはクレイジーなんだよ」と回想。自身の経験をふまえて、なぜ成功し続けているのかを分析した。
カーショーが成功の秘訣の一つとして提唱したのが、山本が大阪で接骨院を営む矢田修氏と懸命に取り組んでいる独自トレーニングの存在だ。チーム内にも「ヤダセンセイメソッド」として広まっているウエイトトレーニングだけに頼らない手法は、百戦錬磨の大投手の眼にも新鮮に映ったという。
「ヤマがこっちに来たばかりの時にも言っていたんだけど、あいつは身体が小さいし、ウエイトも上げない。だけど、すごく規律が正しくて、強いこだわりがあるんだ。だから俺は『ヤマがこっちで3年ぐらい活躍したらやばいことになる』ってね。もう、間違いなくそういう段階に来てる。もはや俺たちがあいつのやっていることを真似しなきゃいけない」













