“異例人事”2戦目で入魂のモンツァ走破! 角田裕毅が見せつけた10位入賞にレーシングブルズ幹部も大絶賛「ユウキには特に触れておきたい。本当に特筆すべき」
混戦の中を瞬く間に抜け出す見事な走りを見せた角田(C)Getty Images
再開後に見せつけたロケットスタート
緊張感に包まれた中で続けた力走でポイントをもぎ取った。
現地時間9月6日、F1の今季第13戦となるイタリアGPの決勝がモンツァ・サーキットで行われ、前日の公式予選で17番手と出遅れていた角田裕毅は、怒涛のジャンプアップで10位入賞。スタート手順違反を疑われたが、お咎めはなく、昨季のカタールGP(第23戦)以来となるポイント獲得に至った。
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キミ・アントネッリ(メルセデス)、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、ローソン(レッドブル)のグリッド降格ペナルティに伴う繰り上げで15番グリッドからスタートした角田は、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のクラッシュによる赤旗中断から再開された6周目にロケットスタートを切る。まるで狙いを定めていたかのようなギアを上げた走りで一気に11番手まで上がると、続く7周目にニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)、8周目にオリバー・ベアマン(ハース)をオーバーテイク。矢継ぎ早にライバルたちを抜き去っていた。
一時は8番手にいた同僚アービッド・リンドブラッドにも迫った角田。最終的に11番手と約7秒差の10番手でフィニッシュしたが、チェッカーフラッグが振られた直後に審議の対象となり、スチュワードに召喚された。
何が問題だったのか。ルクレールのリタイアに伴うリスタート直線、14番手に繰り上がっていた角田は、誤って自身のスタートポジションだった15番グリッドに直進。しかし、自身の勘違いに気づいた26歳は慌ててグリッドを変更。咄嗟の判断だったためにマシンを斜めに停止した。後にフォーメーションラップのやり直しを命じられもした“斜め停車”が「スタート手順の違反」に該当する可能性があるとスチュワードは判断。レース後に2時間近い審議が実施された。
結果的に「レーシングブルズのマシンはグリッドボックス内にあり、他の誰にも影響を及ぼしていなかった」とスチュワードは公表。角田の違反は認められなかったが、仮にペナルティが発生すれば、30秒が加算され、順位の大幅ダウンは必至。それだけに審議を待っていた最中の本人はもちろん、レーシングブルズ陣営も気が気ではなかったはずだ。













