「この業界は何が起こるかわからない」鬼門モンツァでも求められる結果 「ハジャー次第」の渦中にいる角田裕毅が語る“トライアルな日々”「正直なところ自分でも分からない」
オランダGPで披露した好走が、角田に対する評価を高めたのは間違いない(C)Getty Images
「もっと速く走れるのは分かっているけど、走ろうとしてはいけない」
もっとも、課題はある。モンツァのサーキットは角田が過去5年で3回のリタイアを強いられている“鬼門”だ。いまだ乗り慣れていない26年の新型マシンに適応しながら難所を走るのは容易ではない。それを自覚する当人も「マネジメントとか、早めにブレーキをかけるとか、そういうことは本当に練習しないといけない。もっと速く走れるのは分かっているけど、走ろうとしてはいけない。そうすると最終的なラップタイムでは遅くなる」と口にする。
課題は山積している。それでも、今が「残りたい」と語ってきたF1で生き残るためのチャンス。「僕はフリーだから、連絡は欲しいよ。そういう連絡は本当に喜ばしいものだけど、現時点ではまだない」と明かした角田は、「でも、何かが決まっているわけではない。少なくとも物事が良い方向に進んでいるのはいいことだと思うし、もちろん僕の一番の目標はF1にいる。それに変わりはない」と意気込んでいる。
「まだ、ここから数レース(の参戦が)あるのか、それとも1レースだけなのか。それは正直なところ自分でも分からない。でも、このモンツァも自分自身を証明するためのレースになるんだ。だからベストを尽くすよ。それが来年にF1復帰をするための助けになればと思う」
とにかく「良い結果」にこだわる角田は、鬼門となるレースでどこまで存在価値を高められるか。自身が「慣れていない」とするエネルギー管理の戦略が上位進出のカギとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】好走も影響はなし? F1電撃参戦の角田裕毅は“限定起用”が濃厚 本当は「復帰したがっていた」ハジャーの現状とレッドブルの思惑は?
【関連記事】「僕の気持ちは常にF1にある」角田裕毅、8か月ぶり実戦で評価上昇 来季も“F1パイロット”を希望も複雑な心境吐露「2年間ずっとガレージにいるような状況も望んでいない」
【関連記事】「数日前までビーチにいたのに…」角田裕毅の快進撃に広まる衝撃 盟友ガスリーからのオーバーテイクに評価急騰!「代役として十分すぎる働き」













