緊急事態宣言再々延長か・・・「＃予算３０兆円もあるなら一律給付金を」トレンド入り

　１０都道府県に発令中の緊急事態宣言の期限となる２０日が迫るが、再々延長はあるのか。東京五輪開催まで４０日を切り、「緊急事態」からの脱出を目指す菅政権は、宣言に準じる「まん延防止等重点措置」への移行を検討していると報じられている。酒類提供をめぐる飲食店への自粛要請は継続されるとみられ、日常生活への制約は続くことになる。

　こうした中、ＳＮＳで飛び交っているのが、「＃予算３０兆円もあるなら一律給付金を」だ。週末、ツイッターでトレンド入りした。２年ぶりに開かれた先週の党首討論でのやり取りがきっかけのようだ。

　立憲民主党の枝野代表ら野党党首から補正予算編成や、今月１６日に会期末を迎える通常国会の会期延長を求められた菅首相は拒否。「（令和）２年度第３次補正予算も今国会で成立をさせた。補正予算や新型コロナの予備費を含めて今年度に繰り越している金額がおよそ３０兆円ある。今年度予算の新型コロナの予備費も４兆円ある。必要に応じて活用し、対策を講じていきたい。景気の動向に最大限の注意を払い、必要な対策は臆せずしっかり行っていきたい」と応じなかったからだ。

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