「MLB史上3人の1人となった」”驚愕の6月”を過ごした大谷翔平が前半戦で達成した偉業とは?「ドジャース史上で初めての記録」
いくつもの部門でリーグトップに立つ大谷。そのバットが観衆を沸かせている(C)Getty Images
シーズンの折り返しを迎えた今シーズンのメジャーリーグでドジャースの大谷翔平は、打者として球界屈指の存在感を放っている。6月には10試合連続打点や、12本のホームランを記録するなど一気に好調の波に乗った。85試合終了時点での打撃成績は打率.316、本塁打26がリーグトップ、打点62は3位と、3部門独占も視界にとらえる勢いだ。
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また、他にもリーグ2位の102安打をマーク、盗塁数も16個を数えるなど、打者専念のシーズンを送っている中で、自身のポテンシャルを最大限に発揮し続けていると言えるだろう。
そして、前半戦の大谷の内容については、改めて海外メディアからも称賛の声が送られている。
米スポーツサイト『FANNATION』は現地時間6月30日、大谷のここまでの活躍ぶりを振り返っており、「ショウヘイ・オオタニは今シーズン、ドジャースで圧倒的な活躍をすることが期待されていたが、2024年半ばまで、その期待を上回る成績を残している」と綴っている。
さらに、「本塁打、打率、OPS、WARでナショナル・リーグをリードし、安打数で2位、打点で3位、盗塁数で8位につけている」など、各スタッツに言及。続けて、英データ分析会社『Opta Sports』の統計を引用し、「7月1日までに100安打、25本塁打、15盗塁を記録したMLB史上3選手の内の1人となった」と指摘。その上で、「ラリー・ウォーカー(ロッキーズ)が1997年、アレックス・ロドリゲス(マリナーズ)が1998年に達成しており、26年ぶりの快挙である」などと説明し、「オオタニはまた、ドジャース史上で初めて、これらの記録を達成した選手となった」と強調している。