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首脳陣が限界まで待った決断…開幕72時間前に夢が潰えた遠藤航の“代表引退”に海外メディアも嘆き「エンドウは誰よりも努力家だった」【W杯】

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日本代表からの離脱が決まった遠藤(C)Getty Images

 深夜の列島を駆け巡った複雑な一報は、世界にも小さくないショックを生んだ。

 現地時間6月11日、日本サッカー協会は北中米ワールドカップ(W杯)に臨むメンバーに招集していた遠藤航(リバプール)が痛めていた左足首の悪化に伴って離脱。代役にマルチなFWである町野修斗(ボルシアMG)を追加招集したと発表した。

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 オランダとの開幕カードまで約72時間。否が応でも緊張感が高まる中で決断は下された。今年2月のサンダーランド戦(プレミアリーグ第26節)で、左足首を負傷していた遠藤は、第1中足骨と第2中足骨を繋ぐリスフラン靭帯を断裂。患部に人工靱帯を埋め込む手術を行い、復帰に向けたリハビリに奔走していた。

 しかし、5月31日に国立競技場で行われたアイスランド代表との壮行試合で先発した33歳は、前半途中に相手選手との接触プレーで左足首を踏まれ、ハーフタイムで途中交代。試合後には「ちょっと説明は難しいというか複雑なんですけど、別にオペした箇所がおかしいというわけではない」と説明していたが、完全回復には至らなかった。

 遠藤は中盤の絶対的な軸であり、長らく主将を務めてきたチームのメンターでもある。短期決戦を戦い抜く上で彼の存在を重視していた首脳陣は、可能な限り回復を待ちながら状態を見極めていた。なお、W杯の選手登録規定では、「深刻なけがまたは病気」と認定された選手に限り、本大会初戦のキックオフ24時間前まで予備登録選手との変更が認められているため、チームへの心理的負担を考えても、決断のタイミングは今しかなかったと考えられる。

 とはいえ、日本の主力と見られてきた遠藤の緊急離脱は、世界で驚きを生んだ。フランスのラジオ局『RMC Sport』は「日本にとっても、エンドウ自身にとっても痛恨の出来事だ」と速報。本人がXで「自分は今回の活動をもって代表を引退する事にします」と公表したことを受け、「大会初戦のオランダ戦を3日後に控えた中での棄権は悲劇的でもある。しかも、エンドウは、自ら代表キャリアに終止符が打った」と伝えた。

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