ド軍フリーマンが証言した大谷翔平の「怒り」 落胆する25歳捕手にぶつけた“助言”「もう忘れよう。ショウヘイにイラついているだけじゃ何もよくならない」
ラッシングに見せた大谷の怒りの表情は日本でも小さくない話題となった(C)Getty Images
「もうこの件は忘れてしまおう」
メジャー2年目の捕手が、マウンドに立つ球界屈指の偉才から叱責される。自らのミスがキッカケであったとはいえ、当人の立場になってみれば、ショッキングな出来事であったのは想像に難くない。
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ゆえにドジャースのダルトン・ラッシングは、自責の念に駆られた。米紙『New York Post』の取材に応じた25歳は、去る6月24日に行われたツインズ戦で、先発マウンドに立った大谷翔平との“騒動”について「あれほどの選手について悪く言うなんて、絶対にありえない」と回想している。
球界全体が騒然となる出来事だった。ドジャースが1点を先制した直後の2回一死満塁のピンチの場面、大谷が投じた内角への101.7マイル(約163.7キロ)の4シームをラッシングが捕逸。三塁走者の生還を許すと、直後にマウンドへと集まった際には、険しい表情を浮かべた大谷が、後輩捕手を叱責するような場面もあった。
さらに悪夢は続く。2回2死二、三塁となり、カウント1-1から低めのスイーパーをボールと判定された大谷は、ABSチャレンジ(ロボット審判)を要求。しかし、「コースが低い。ボールだ」と判断したラッシングが異を唱えたのである。
結局、大谷の要求が受理され、判定もストライクに覆ると、ラッシングはどこか決まづそうにやりきれない表情を浮かべた。当時を回想した『New York Post』が「すべてが終わる頃の雰囲気は最悪だった」と記したムードに気圧され、25歳の若き捕手は自信を失いかけていた。
そんな成長過程にある若武者を支えたのが、同僚のフレディ・フリーマンだった。1点を失った大谷が珍しく感情をむき出しにした一連の騒動を一塁手として見ていた36歳は、「まるでジェットコースターみたいだった。とにかく混沌としていた」と証言。その上で、ひどく落胆していたラッシングにかけた言葉を明かしている。
「僕が彼に言ったのはただ、『お前も苛立ってるけど、彼(大谷)もかなり腹を立てている。だからも、もうこの件は忘れてしまおう』ということだけだった。そして、『俺たちは、この問題を何とか解決しなきゃダメだ。今ここで、お前がショウヘイにイラついているだけじゃ、何も良くなることはないよ』と伝えた」












