大谷翔平のMVP受賞は「議論にすらならない」 カブス外野手との比較論に元MLB戦士が異論「もう本塁打を打たなくたっていい」
現在は打者としてのパフォーマンスに集中している大谷(C)Getty Images
一体誰がMVPとなるのか――。MLBのレギュラーシーズンが半分を消化し、「最も価値のある選手」を巡る議論が白熱している。
今、最もホットな話題となっているのは、ナショナル・リーグの勝者を予想する論争だ。開幕から「受賞の筆頭候補」と目されてきたのは、個人としては過去3年連続でMVPに輝いてきた大谷翔平(ドジャース)だ。
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今季は6月に左膝を痛め、投手としては現地時間7月3日のパドレス戦以来、登板を見送り続けている偉才だが、投打のパフォーマンスは圧巻。打者としては打率.297、26本塁打、長打率.554、OPS.953と上々の数値をマーク。投げても前半戦の14先発で計85.2イニングを消化し、防御率1.79、WHIP0.95、奪三振率9.98のハイアベレージを残していた。
大谷の“連覇”は堅いように思えるが、当然ながらライバルはいる。目下、比較対象となっているのは、カブスの強肩強打の外野手ピート・クロウ=アームストロングだ。「投手」としてのプレーはないものの、打っては打率.289、26本塁打、長打率.550、OPS.936、29盗塁と圧巻のスタッツを叩き出している。また、中堅手の守備能力も高く、声価は急上昇している。
ついには本人同士がMVP争いに言及するなど、両雄のどちらがふさわしいかを巡る議論が白熱する中、米メディア内では“王者”が「有利」と見る向きが強まっている。MLBの公式ネット局『MLB Network』の討論番組に出演した元メジャーリーガーのハロルド・レイノルズ氏は「PCA(クロウ=アームストロングの愛称)を推す人たちは前半戦の出来事を無視しているか、忘れているかのどっちかだ」と力説。防御率1点台をキープし続けた“投手・大谷”の貴重性を声高に語った。













