「僕はチームで一番下手」前年60発の“米最強捕手”が打率1割台の大不振 極度の状態に本人も嘆き「本当に、本当にひどい」
空振りが目立ち、ホームランをコンスタントに打てずにいるローリー(C)Getty Images
球史の扉をこじ開けた大砲が極度のスランプに陥っている。
自慢の打棒が鳴りを潜めているのは、マリナーズの大砲カル・ローリーだ。チームが24年ぶりの地区優勝を果たした昨季に捕手として史上最多の60本塁打と125打点を叩き出した29歳は、今季も好成績が期待された。
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だが、春先にワールド・ベースボール・クラシックに参加し、疲労が溜まった状態で迎えた開幕からローリーの打撃はからっきし。現地時間8月12日時点で87試合に出場して打率.161、12本塁打、長打率.301、OPS.571と低迷。三振率はMLBワースト5位の32.2%と前年比で5.5%も増加し、バットに当たらない打席を繰り返している。
60発を放ち、センセーショナルな活躍を遂げた前年を思えば、相手チームから特別な警戒を受けるのは必然。しかし、ここまでの状態悪化は看過できるものではない。ゆえに米メディアでもローリーは酷評されている。
米老舗スポーツ紙『Sports Illustrated』は、地区優勝争いから4.5ゲーム差と後退するマリナーズの現状をふまえて「崩壊の原因はローリーにある」と断言。「チームはMVP級の才能を失い、むしろお荷物を背負わされている状態だ。ローリーが明らかに期待外れとなっている」と糾弾した。
周囲からシビアな評価を受ける名捕手も自らの低調さに肩を落とす。現地時間8月11日に地元メディア『Seattle Sports』などのインタビューに応じたローリーは「まずは俺から離させてくれ」と切り出し、「チームの現状は良くないけど、自分はもっとひどい。最悪だ」と吐露した。













