鈴木彩艶が押し出した…契約下だったアルゼンチン代表GKのチェルシー移籍を認めたアストン・ビラの“ウラ事情”「事実上の構想外となっていた」
昨季のヨーロッパリーグ制覇にも貢献し、アストン・ビラでも「英雄」として愛されていたE・マルティネス(C)Getty Images
日本代表守護神の格付けはより明確になった。
現地時間8月27日、英衛星放送『Sky Sports』は、プレミアリーグの古豪アストン・ビラに所属するアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスのチェルシーへの完全移籍が決定的となったと報じた。2029年6月30日まで契約を残している33歳だが、1020万ユーロ(約18億9500万円)と比較的安価で契約締結となる見込みだ。
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ともすれば、必然の退団だ。今夏にパルマから日本代表GKの鈴木彩艶を獲得していたアストン・ビラは、GK陣の整理が必至の状況だった。そうした中で、ウナイ・エメリ監督曰く「昨年も新しい挑戦がしたいという意向を私たちに伝えていた」というE・マルティネスを巡っては、首脳陣も放出する方針を決め、ユベントスやアル・ヒラルといった複数クラブとの交渉を水面下で進めていたという。
そうした中で最終的に契約濃厚となったのは、チェルシーだ。今季からシャビ・アロンソ新監督体制を発足させた名門は、正GKの固定が急務となっていた。現地時間8月24日に行われたフラム戦では、スペイン人GKのロベルト・サンチェスが失点に繋がる拙守を連発。そのパフォーマンスは『Sky Sports』の解説者である元英代表DFのジェイミー・キャラガー氏が「サンチェスがゴールを守っている限り、チェルシーがリーグ優勝することは絶対にない」と糾弾するほどだった。
チェルシーにとっては、“最適解”となりえる人材を確保できた形だ。一方でアストン・ビラからすれば、人員整理とともに、今夏に獲得した鈴木の地位をより明確にできる公算が立った。












