なぜ年末年始にギックリ腰が多くなるのか?

タグ: , , 2019/12/13

[記事提供:温春健心|健心鍼灸治療院(https://kanamati-shinkyu-seitai.com)]

 年末年始に向けてギックリ腰が多くなってきます。

この時期は普段の3~5倍もギックリ腰が多いともいわれている時期です。

この時期なぜギックリ腰が多いのかを考えてみたいと思います。





ギックリ腰とは

いわゆる「ぎっくり腰」は急に起こった強い腰の痛み(腰痛)を指す一般的に用いられている名称(通称)で、病名や診断名ではありません。

何か物を持ち上げようとしたとき、腰をねじるなどの動作をしたときなどに起こることが多いですが、朝起きた直後や何もしないで起こることもあります。

痛みの原因はさまざまで、腰の中の動く部分(関節)や軟骨(椎間板)に許容以上の力がかかってけがしたような状態(捻挫、椎間板損傷)、腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの柔らかい組織(軟部組織)の損傷などが多いと考えられます。

しかし、下肢に痛みやしびれがあったり、力が入らないなどの症状があったりするときには椎間板ヘルニアや中年以上では腰部脊柱管狭窄症などの病気(疾患)の可能性もあります。

さらに、がんが転移して弱くなった背骨の骨折(病的骨折)や、ばい菌による背骨や軟骨(椎間板)の化膿など重大な原因が潜んでいることも時にあります。

通常ではない強い腰痛のときは整形外科を受診して正しい診断を受け、万が一にも重大な原因に対して手遅れにならないように注意する必要があります。

引用:日本整形外科学会HP

上記のようにがんの転移やばい菌などは私たちの施術の範囲を超えているのですぐに病院を受診するべきですが、多くの場合は関節、筋肉、軟部組織の損傷でのギックリ腰です。

このようなケースでは鍼灸の施術が高い効果を得ることが出来ます。

ではなぜギックリ腰になるのでしょう?


ギックリ腰になった経験がある方なら分かるかもしれませんが、多くの場合特に何もしていないのに突然腰が痛くなり動けなくなったのではないでしょうか。

例えば、うがいをしていて、床のごみを拾うかなと思って、くしゃみをしたら、朝起きたら等々。

しかし、必ずと言っていいほどギックリ腰になる前に腰に負荷をかけて疲労が蓄積している状態になっています。

それがピークに来てたまたまくしゃみが引き金となり、関節、筋肉、軟部組織の損傷を起こすのではないでしょうか。

・今すぐ読みたい→
あなたは大丈夫?ギックリ腰になってしまう理由(https://cocokara-next.com/lifestyle/reasons-for-becoming-a-hip/)

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