“体重が重いから負け” 異例の勝敗規定に怒り爆発 号泣抗議のインド選手が母国紙で恨み節「奇妙な規定で私が得るべきだった金メダルも奪った」【アジア大会】
勝ち名のりを耳にし、膝から崩れ落ちて涙するスチカ・タリヤル(C)Getty Images
勝負を分けたのは、ほんのわずかな“体重差”だった。
目下開催中の愛知・名古屋アジア大会の総合格闘技(MMA)での一幕だった。9月20日に実施された女子トラディショナル60キロ級準決勝でシンガポールのテオ・フイ・フーンとインドのスチカ・タリヤルの一戦は、延長戦の末にドロー判定。勝敗の行方は大会規定により、当日計量で判断。結果的にタリヤルより体重が700グラム軽かったテオ・フイ・フーンの勝利となった。
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あらかじめ定められていた規定ではある。とはいえ、異例の決着方法だけに当事者は黙っていられず。裁定を聞いてマットの上で号泣したタリヤルは「ジャッジは私たちの言い分を全く聞こうとしなかった」と猛抗議。異議申し立ては却下されたものの、憤りは収まらなかった。
最終的に銅メダルを手にしたタリヤルだが、今もジャッジと規定に対する怒りは静まらない。インドの日刊紙『Indian Express』のインタビューに応じた36歳は「あの試合は明らかに私が勝っていた。それなのに非常に奇妙な形で引き分けと判定され、奇妙な体重規定を適用した。そして私が得るべきだった金メダルを奪ったと思ってる」と証言。さらに「体重が軽い方が勝者」となるアジア大会の独自規定に持論を展開した。
「体重規定に関しては、非常に悪いルールだと改めて思った。延長で1ラウンドやらせてくれてもよかったはず。私はそのラウンドで負けていたとしても、もっと素直に受け入れることができたと思う」













