果たして「ゴジラの言葉」は織田翔希を翻意させるか 米挑戦を決断する18歳との交渉で注目される松井秀喜監督の存在価値「説得力のある言葉をかけるだけの重みがある」
巨人の新指揮官として来季から古巣に舞い戻る松井監督(C)産経新聞社
盟主再建のアイコンとして大役を託された
レジェンド指揮官の誕生に日米両球界が沸き立った。
10月23日に来季からの巨人新監督就任が発表された松井秀喜氏。現役時代に「ゴジラ」の愛称で親しまれたレジェンドは、生活拠点となっているアメリカと家族との兼ね合いから「悩んだ」と言うが、最終的には「ジャイアンツの力になりたい」と古巣への色褪せぬ想いから決意した。
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近年は“宿敵”の阪神に連覇を許すなどレギュラシーズンでの苦闘が続いている巨人。2位となった今季は、ポストシーズンでベイスターズに連敗してあっけなく敗退し、地力の無さを露呈した。
そうした中で盟主再建のアイコンとして大役を託された松井氏がいかなるチームをビルドアップするか。今後の戦力編成はもちろん、コーチ人事などあらゆる準備に興味が尽きない。
そんな日本球界の伝説打者の監督就任は海を越えた関心事となっている。日夜ヤンキースのあらゆる情報を発信している米専門サイト『Pinstripe Nation』は、2009年のワールドシリーズ制覇の立役者となったOBでもある松井氏の監督就任について「ニューヨーク・ヤンキースの歴史に残る伝説的な活躍を見せてから17年。かつての強打者が現役時代とはまた異なるプレッシャーを伴う新たな挑戦に臨む」と祝福した。
松井氏が監督就任に至った背景について「国内屈指の名門球団である巨人は10年以上も日本一を待ち続けている。そんな不安定な時期にあり、恒久的なリーダーを探し求めていた」と分析。そして、「巨人ほどの大きな球団の監督を務めるのは、単に打者のスイングを助けるだけではいけない。選手の配置や準備、投手編成などありとあらゆる決断を下す必要がある」とも論じた。
名門ならではの重圧下で「結果」も求められてくる。その仕事は決して楽ではない。その中で松井氏が、最初に重責を担うことになるのは、先日のドラフト会議で、巨人が強行1位指名をした横浜高校の織田翔希との交渉だろう。すでにメジャーリーグ球団とのマイナー契約を見込んだ米挑戦を決断している18歳を翻意させられるかは、国際的な関心を集めるトピックだ。












