FA期間短縮、最低年俸アップなどオーナー側が譲歩もロックアウトは不可避か 選手会側が絶対に譲れないもの
MLBのロックアウト突入は避けられないかもしれない(C)Getty Images
MLB機構は現地時間11月3日、選手会との新労使協定交渉で、選手たちの年俸総額に上限を定める「サラリーキャップ」の導入時期を、これまでの2027年から2028年に先送りする提案を新たに行ったと発表した。
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2028年は1チームごとの上限を2億5820万ドル(約408億円)、下限を1億8020万ドル(約285億円)とする案を提示した。2028年においては下限の90%(1億6218万ドル)までの水準にとどまることも認められるが、そこから3年間の期間を通じて下限より不足した金額をカバーしなければいけない。
5月にオーナー側が提示した案では上限が2億4530万ドル、下限が1億7120万ドルだった。前回案よりも上限はアップした。
現在の総年俸だとドジャース、メッツ、ヤンキース、カブス、レッドソックス、フィリーズ、パドレス、ブルージェイズの8チームが削減しなければならない。逆にブルワーズ、レイズ、アスレチックス、ホワイトソックス、レッズ、ガーディアンズ、ロッキーズ、マーリンズ、ツインズ、パイレーツ、カージナルス、ナショナルズの12チームは下限に達するために総年俸を増やさなければならない。チームによる年俸格差の是正は狙いの中の一つだ。
MLB広報のグレン・カプリン氏は「この提案の代わりに、早期のFA資格取得、最低年俸のアップなど、選手の福利厚生を充実させて、円滑なキャップ制度への移行が可能になる」と声明を出した。












