「えげつない打球打ってますよ」元ソフトバンクエース・攝津正氏が語る、ヤクルト・村上の凄みとは

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 リーグ戦再開後も順調に勝ち星を重ねているヤクルト。その中心にいるのが若き主砲、村上宗隆内野手だ。チームは、昨年日本一に輝き、さらに今年も交流戦Vを果たすなど、快進撃を続けている。

 そんなヤクルトの強さ、村上の打撃のすごさについて現役時代ソフトバンクで沢村賞をはじめ、最優秀投手、最優秀中継ぎ投手など数多くのタイトル獲得や、5年連続開幕投手、2013年にはWBC日本代表など、輝かしい成績を残してきた攝津正氏が、自身でおこなっているYouTubeチャンネル「摂津正 SETTU#50」で語った。

【動画】攝津正氏が交流戦優勝のヤクルトスワローズを語る!


 現在2位に圧倒的な差をつけて、セ・リーグ首位を独走しているヤクルト。昨年の王者は今季もその勢いを止めることはない。現在本塁打、打点ともにリーグトップと圧倒的な数字を残しているヤクルト・村上について「次元が違う、目ん玉飛び出そうでしたよ」と攝津氏は興奮しながら語る。

 圧巻は交流戦の最後をかざるソフトバンク3連戦だった。この3連戦、村上は3本塁打と大爆発。6月10日の試合では千賀滉大から初回に右中間へのヒット、4回にも内角低め157キロの直球を逆方向へはじき返し勝ち越しソロをマーク。球界を代表する好投手のインローのまっすぐを左打者が逆方向へ運ぶ―、この驚愕のパワーには同試合で解説を務めた攝津氏も、驚きを隠せなかったという。

「えげつない打球打ってましたよ」「目ん玉飛び出そうでしたよ」「次元が違うな」

 と、数々の強打者を見てきた攝津氏でさえ格の違いを痛感させられたホームランだったと語る。村上は翌11日の試合でも変則左腕の嘉弥真から内角低めのスライダーを拾って、逆転の満塁本塁打を放つなど、正に圧倒的な力を見せつけた3連戦となった。





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