4位楽天石井監督「続投」報道にSNS批判殺到!仙台育英・須江監督を推す声も
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石井一久監督兼GM(48)の続投に待った?
楽天は2年ぶりBクラスとなる4位が確定。29日ソフトバンク戦に敗れてBクラスが確定すると、メディアには「石井監督が来季も続投へ」の見出しが躍った。
石井GMの就任後の成績は19年3位(平石洋介監督=1シーズンで解任)、20年4位(三木肇監督=1シーズンで解任)。昨年、自ら兼任監督になって3位、2年目の今季が4位に沈んだ。進退問題になってもおかしくない成績だが、低迷の責任を問う論調はほとんど見られなかった。
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続投報道に対し、SNSの反応は厳しかった。とくに多かったのが、石井GMが以前発言した「ぼくのなかで3位はBクラス」のコメントを引用したもの。「平石監督を3位でクビにしておいて、自分が監督になったら3位でも4位でも続投って。まったく整合性がとれない」などとファンの不満が爆発した。
楽天は今シーズン序盤、11連勝するなどスタートダッシュに成功し、5月には貯金を最大18まで伸ばしたが、6月以降は急失速。シーズン終盤まで優勝争いしたものの、勝負どころで息切れし、勝率5割以下が確定した。ファンが指摘する敗因は、以下に大別される。
◆補強失敗
大型補強が空回り。年俸9億円の田中将が21年4勝、22年9勝と大ブレーキ。年俸5億円の浅村も金額に見合う働きができず。前評判の高かった先発陣(岸、則本、涌井)はベテランぞろいで、大きな貯金を作れない。頼みの助っ人砲もマルモレホス、ギッテンスが大ハズレと、GMとしての手腕を問う声が続出した。
◆采配不発
主力の平均年齢が高く、世代交代が進まなかった。遊撃手で小深田、山崎を競わせたり、育成の宮森を中継ぎで起用、4番島内など一定の成果を得た。だが育成面では、2軍で結果を出した選手を、1軍だと数試合で見切りをつけるケースが散見された。逆に、日本ハムから獲得した西川を不調時でも使い続ける実績重視の采配や、中心選手が育たない起用法への異論も噴出した。