「野手はノーチャンス」巨人の育成は今季も進まないと球界OBが危惧する「理由」

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(C)Getty Images

 華々しい会見となった。29日に行われた巨人・新外国選手5人の入団会見。ローテ―ション入りを期待されるタイラー・ビーディ投手(29=前パイレーツ)、フォスター・グリフィン投手(27=前ブルージェイズ)、セットアッパー候補でキューバ出身のヨアン・ロペス投手(30=前メッツ)、ヨアンデル・メンデス投手(28=メキシカンリーグ・モンテレイ)、唯一の野手となるルイス・ブリンソン外野手(28=前ジャイアンツ)と正に充実のラインアップとなった。

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 会見に同席した原監督も正中堅手として期待されるブリンソンには「センターを守り抜いて、早い打順を打ってくれたら」、右腕ビーディ、左腕グリフィンには左右の先発ローテーションの柱として「投球回数150イニング以上」を課すなど、高いレベルの争いを求めた。

 外国人選手の補強が着々と進む中、近年の巨人では若手育成が進まず、大きな課題ともなっている。この点に関して球界内からも様々な意見が出ている。

 元ロッテで野球解説者の里崎智也氏(46)が30日に更新した自身のユーチューブチャンネル「里崎チャンネル」では「サバイバルポジション」と題して、巨人のレギュラー争いを占った。

 まず野手に関しては「サバイバルポジションはないわ」ときっぱり。キャンプインを前にすでに開幕メンバーは見えていると語る。

 理由としては正捕手には昨年も主戦捕手を務めた大城、一塁から内野陣は中田吉川坂本岡本和が固め、外野3人枠はウォーカー、新外国人のブリンソンが入ると見立てた。

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