【巨人】正捕手争い 小林誠司の「復権」あるぞ 存在価値が高まる理由

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 巨人のベテラン・小林誠司捕手(33)が巻返しに懸命な姿勢を見せている。

 17日に行われた紅白戦(那覇)では白組の「9番・捕手」としてスタメン出場。1点を追う2回二死一、二塁の場面で打席に立つと、赤星優志(23)の直球をはじき返し、適時打をマーク。12日の紅白戦でも適時二塁打を放っており、課題の打撃でアピールを続けている。

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 こんな小林に対しては首脳陣もゲキを飛ばし続けている。適時打をマークした12日の紅白戦後には原辰徳監督も「小林のバッティングは5年ぶりぐらいに良い」と評価。小林の近年の苦闘を間近で見ている阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチは19日に行われたトークショーで小林に触れ、「(今年は)2割3分でいいから打ってほしい」と具体的な数字を出して奮起を促した。

 昨年は60試合に出場し、打率148に終わった。2年連続1割以下(20年・056、21年・093)に終わった数字よりは上がったものの、打席に立つセ・リーグ捕手の数字としては依然物足りない。改めてハッパをかけた形だ。

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