美と健康に良いチョコレートの選び方とは

タグ: , 2020/8/7

トランス脂肪酸に要注意!

 チョコレートに含まれるカカオは栄養価の高い成分ですが、商品によっては美容と健康へのリスクになるものもあります。

その1番の原因となる成分が、「トランス脂肪酸」です。

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「トランス脂肪酸」とは
「トランス脂肪酸」とは人工的に作った油の1つで、「百害あって一利なし」と言われる、美容面でも健康面でも害を及ぼしてしまう油のことです。他の油に比べ比較的固まりやすい油であるため、血液中で固まりやすく「動脈硬化」「脳梗塞」などの血液の病気に大きく関わってきます。また、腸内環境を悪化させてしまうため、栄養をうまく吸収することが出来なくなり「肌トラブル」「代謝低下」「便秘」などにも繋がり得るという、美容やダイエットにも天敵な油なのです。

米国では、「トランス脂肪酸」の含有量表示の義務づけがされ、2018年には使用を禁止する方針を表明しているほど。「トランス脂肪酸」の危険性についてはだいぶ周知されているようです。

日本でも最近では、「オーガニック」、「自然食」を売りにした食べ物や飲み物、調味料など、健康を意識した食品がちらほら見られるようになりました。ですが、米国に比べると「トランス脂肪酸」の周知はまだまだ浅いようです。

「トランス脂肪酸」とチョコレート
そんな「トランス脂肪酸」ですが、実は、日本のほとんどの市販のチョコレートに含まれています。

これは、あるチョコレートの食品表示ラベルです。
「あれ?『トランス脂肪酸』と表示されていない・・・これは大丈夫なのでは?」と思った方もいるでしょう。

実は、日本では「トランス脂肪酸」の含有率の表示が義務付けられていません。ですので、「トランス脂肪酸」が含まれていても、「トランス脂肪酸」という表記で表示はされないのです。

日本では、「植物性油脂」または「植物性食用油」と記載されているチョコレートが要注意。この記載があるチョコレートには、「トランス脂肪酸」が含まれている可能性大です!

美と健康を考えるのなら、この記載があるチョコレートは、なるべく避けると良いですね。

では、どのような表示のラベルが理想なのでしょうか?

チョコレートの成分表示のチェックポイント

このように、

①「ココアバター」or「カカオバター」の物を選んでいきましょう。
「トランス脂肪酸」カットで安全な油です。
「有機カカオバター(オーガニック)」の物なら、なお良いですね!

②「乳化剤」、「香料」といった添加物が入っていない物だとなお良いです。

③記載の順番を要チェック!はじめに「カカオマス」と記載があるものがより良いですね。
(成分表の記載は、含有量が多い順に記載されます。はじめに「カカオマス」とあれば、「カカオマス」の含有量が一番多いということ!)

④なるべくJAS、USDA認定マークがついている物を選びましょう。
「オーガニックの商品」という証。
オーガニックと認定されたものには、もちろん「トランス脂肪酸」や「添加物」も除かれているので安心ですね。

まとめ

以上より、美と健康に良いチョコレートの選び方は、

成分表をチェックして「トランス脂肪酸」を除いたチョコレートを選ぶこと!

ぜひ、これらのポイントを参考にしてみてください。






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[文:http://natural-city.com]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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