「レギュラーを獲ってもおかしくない」優勝へ向けラストスパートの阪神 球団OBが外野の主力定着を望む選手とは?
岡田監督の若手起用に注目が集まる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
9月に入り、ペナントレースもいよいよ佳境を迎える。長くセ・リーグ首位を守ってきた阪神は、8月を3連敗という結果で締め括ることとなったものの、2位広島とは5.5ゲーム差があるため、優勝に向け現在も有利な立場であることに変わりはない。
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今季、阪神は主力選手の負傷離脱もあったものの、現在は各ポジション、ほぼ固定されたメンバーでラインナップが組まれてきている。その中で、今後、シーズン最終盤を乗り切る上で現在のレギュラー陣、特に外野手の選手起用に改善が求められるとして、球団OBからのコメントが伝えられている。
「助っ人外国人という期待を持って見ると、ちょっと物足りない数字が並ぶ」
そう語るのは、現役時、中日、西武、阪神で主力打者として活躍した田尾安志氏だ。YouTubeチャンネル『田尾安志チャンネル』を8月31日に更新し、今季の阪神外野手陣について、自身の見解を語った。
田尾氏は、今季ここまでレフトでスタメン出場の多いシェルドン・ノイジーのパフォーマンスの印象を述べており、動画の中では他の外野手との比較も行なっている。その中で、近本光司、小野寺暖、森下翔太、島田海吏、ノイジーの打撃成績を比べながら、多くの項目でノイジーの数字の低さを指摘。その上で今後、レフトには小野寺のレギュラー起用を提言した。
田尾氏は、ノイジーの打撃成績の他、守備面にも言及し「肩の強さ、ランナーを何度かアウトにしたケースがありました。その印象が強いんですけども、シーズンを通してみると、守備範囲が非常に大事なポイントになってくる」と論じている。