大谷翔平 残りシーズンにも影響か?右わき腹の張りで欠場のアクシデントに「バットを振れない」と球界OBからも心配の声

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状態が心配される大谷(C)Getty Images

 エンゼルス・大谷翔平が現地9月4日(日本時間5日)のオリオールズ戦のスタメンを急きょ外れるアクシデントがあった。

 異変が起きたのは試合前練習中のことだった。通常は室内練習場で打ち込むことが多い大谷がこの日は屋外でフリー打撃を行った。その打撃練習中に右脇腹に違和感を感じた模様で、急きょ、わき腹をおさえるとけわしい表情でクラブハウスへと引き上げていった。その後、球団は「右脇腹の張り」と発表、スタメンからも名前を消した。

【動画】痛っ!大谷が試合前、本拠地の打撃練習中に異変を感じて、ベンチに引き上げたシーン





 すでに判明している右ひじじん帯損傷のため、投手としてのシーズンを終えているが、タイトル争いを行っている「打者・大谷」としても、脇腹は打撃に影響が大きく出る箇所とあって状態が心配される。

 NHKBS1でこの試合の解説を行った元メジャーリーガーの井口資仁氏は脇腹が打撃に与える影響として「左バッターですから。右脇腹が痛いと、なかなかバットを振れない、力が入らない状態になります。どれくらいの痛みなのかはちょっと分からないですけど。この後の試合に響いていかなければいいと思いますけど」と心配そうな口調で語った。

 今季はここまで135試合に出場し、打率3割4厘、44本塁打、95打点、20盗塁をマーク。中でも獲得すれば日本人選手としては初めてとなる本塁打争いは2位のルイス・ロベルト(ホワイトソックス)に9本差をつけて、独走態勢に入っているが、直近10試合はノーアーチとなっている。

 またすでに判明している右ひじじん帯損傷に関しては手術の選択肢も出てきていることで、今回痛めた右わき腹の状態含め、残りシーズンを大谷がどのように過ごすかは引き続き、注目となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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