メジャー第2戦「ANAインスピレーション」畑岡、渋野ら日本勢に大会直前インタビュー

タグ: , 2020/9/10

渋野日向子

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Q.初のアメリカの地での大会がメジャーとなりましたが、今の心境はいかがですか?
「全英から2週間経って、約2週間アメリカで練習させて頂いたので、また新たな気持ちで臨めるかなと思います」

Q.アメリカに来て練習、トレーニング、どのように準備しましたか?
「毎日クラブを握って18ホール回っていたので、ずっとゴルフのことを考えながら2週間を過ごして、3日に1回はトレーニングもオンラインでトレーナーさんにやってもらいながら過ごしました」

Q.スイング的には取り組んだ部分などありますか?
「う〜ん、特にはそんなに取り組んでいなくて。とりあえず18ホール回る中でしっかりピンを狙っていくっていう、そういう単純なこと、しっかり振り切るっていうことを。気持ち的に攻めのゴルフを出来るように、っていうことを考えながらやっていました」

Q.日本とはかなり違う、バミューダの粘りっこい芝ですけどその辺はいかがですか?
「やぁ〜まぁラフに入って打つと本当に抜けなくて。でも飛んでいくときもあるし、飛ばないときもあるので、そういうところは見分けがつかなくて難しいなと思うんですけど、グリーン周りも長さが均等じゃないので、そこもしっかり見分けながらアプローチできたらなって思います」

Q.スコットランドとはガラッと違い暑くなりますが、今週のコースのイメージはいかがですか?
「やっぱり距離が長いなっていうのはあって。ティーショットもランが出るのかなって思ったらそこまで出なかったので、長いクラブを持つことが多くなる分、なかなかグリーンも止まらないと思うので、しっかりランも計算しながら頭を使ってやっていかないといけないな、という印象です」

Q.練習ラウンドをして特にキーになるホールはありますか?
「個人的にちょっと難しいなって思ったのは6番ホール。あそこはちょっと狙い所が難しいなって思っていて。2回アウトで回りましたけど、未だに正解がわからない所なので、またキャディさんとお話ししながら出来たらなって思っています。あとちょっとフェアウェイが狭いのかな、っていうのもあります。全体的に木が気になる分、狭く見えちゃうのでそこも気をつけながらですが、しっかり振り切れるようにはできたらと思います」

Q.本当にラフも伸びていますしアンジュレーションもあるし、メジャーセッティングになっていますけれども、どんな攻め方をしたいですか?
「う〜ん、攻めたい気持ちもあるんですけど、やっぱりグリーンが早いので、そこはランの計算もしつつ、しっかりとパー5では3打目を得意な距離を残してバーディをとれるようにできたらなって思います」

Q.メジャー大会で優勝争い、上位争いに加わるためにはご自身でどの辺りが一番重要になるかなと思いますか?
「今の私のゴルフではやっぱりパーオン率を上げることが大事だなと思います。それでボギーの数も減りますしバーディを取れるチャンスも増えるので、そこが個人的には重要かなと思います」

Q.今週に向けての意気込み、日本のファンに向けてメッセージをお願いします
「全英から2週間経って、今年3試合とも予選落ちなので自分でもかなりショックなところはあるんですけど、それでも応援してくれるみなさんがいるので、今も頑張れています。だから、この試合で予選を通過できるよう、みなさんに喜んで貰えるプレーができるように頑張りたいも思います!」

河本結

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Q.再開後5試合目、LPGAでは移動距離もあるかと思うのですが、そのあたりどう感じていますか?
「思っていた以上に、心身ともに疲れは感じているなって思います」

Q.コロナで大会が開いた間にご自身の中で自分のゴルフを分析してトレーニングしたと思うのですが、この5試合目で新しい成果というか、見つけたものはありますか?
「再開後の初戦はすごく自分のフィーリング的に、やってきた課題をうまく発揮することができて、一歩まずは進歩出来たんですけど、徐々に怖さだったり不安だったりで、自分への自信がどんどんなくなっていってコース内で自信を持って振ることが出来なくなって、心も疲れてきて……という悪循環がありました。それは経験をしたことが無かったことですし、今後の課題というか克服していかなきゃいけない所でもありますし、こうやって経験していって乗り越えたらきっと良い成績が出るんじゃないかって変な確信ができたっていうか。スイングだったり技術面ではもっと伸ばしていかなきゃいけない所もあるんですけど、自分の持っている技術っていうのは、そんなに世界のレベルと離れていないんじゃないかなっていうのはあります」

Q.どのようなところで「怖さ」を感じましたか?一緒に回っている選手のプレーだったりとかゴルフコースの環境ですか?
「コレっていうものは無いんですけど、一つ一つの、ちょっとしたことなんですけど、英語が上手く話せなかったり自分の思ったことが言えなかったり、そういう不安とかが出てきちゃって、コース内ではミスを恐れちゃうというか。こっちでは一つのミスが大きなミスに繋がると思っていますし、みんなのレベルも高いので、そこで置いていかれる自分が情けないというか。なんか本当に一言では表せないですけど、色々な思いがあります」

Q.そのあたりはしっかりと自分の力になっていますか?
「そうですね。(畑岡)奈紗と話す機会があって、奈紗の1年目の話とかを聞くと、私よりもっと過酷な経験をしていますし、それが今の彼女を作っていると思います。私もそうやって乗り越えていけたら、きっと今の奈紗のレベルになれると思いますし、早く私も奈紗と一緒に優勝争いをしたいなって思っているので、ここは本当に耐えて耐えて強くなっていく、そういう準備段階なんじゃないかな、って思っています」

Q.アメリカでは初のメジャー挑戦だと思うんですが、コースの印象はいかがでしょうか?
「コース自体はそんなにめちゃくちゃ難しいっていうわけじゃないんですけど、ラフが本当に日本には無い芝で、グリーン周りもすごく難しいですし、グリーンも硬くて距離もちょっと長くて、本当にメジャーのセッティングだなって感じています」

Q.その中で自分が今持っている武器で戦えるなっていうのは、どこですか?
「今週すごく大事になるのはフェアウェイキープとグリーンに乗せること、とにかく縦距離です。自分の落としたい所に落として、良い場所に外すっていうのが今週の一番大事な所だと思っているので、ショットは自信を持ってプレーできれば戦えるんじゃないかなって思います」





Q.今週のキャディさんは?
「先週キャディをやってくれた、パク・ソンヒョンさんのキャディ(デビッド・ジョーンズ)さんのお友達というか、すごく仲の良い方です。PGAの選手のキャディも何回もやっている方なので。常にLPGAのキャディをしている方ではないのですが、すごくゴルフのことを知っていますし心強いんじゃないかなって思っています」

Q.色々なキャディさんと話していることで、多くの知識も入ってきますか?
「そうですね。ゴルフに対する情熱もそうですし、プロキャディさんという仕事に高いプライドを持って、選手と一緒に戦ってくれているキャディさんが沢山いるので、すごく心強いなって思います」

Q.暑いなかでの戦いになりますが、今週の目標を一言お願いします
「初のアメリカでのメジャーですし、練習ラウンドをしても自分がこのコースでどういうスコアが出るんだろう、っていうのがあまり想像がつかなかったので、とにかく目の前の1打1打に集中してプレーしてまずは4日間戦い切りたいっていうのがあります」

Q.ファンの皆さんに一言お願いします。
「今週はアメリカで迎える初めてのメジャー大会でもありますし、小さい頃からANAインスピレーションで最終日に優勝した選手が横の池に飛び込むのを見てきたので、私も早くそういう選手になれるように、今週は自分を信じて思い切ってプレーしたいと思います。是非WOWOWをご覧になって、応援よろしくお願いします!」

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