セ・リーグが史上初の2年連続勝ち越し 交流戦で急浮上した阪神、大失速はあの2球団

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 その阪神を引っ張ったのが主砲の大山悠輔内野手。7本塁打、21打点はともに交流戦トップで2冠に輝いた。打率・318は10位だったが、開幕直後は沈黙して打順を下位に下げることもあった主砲の目覚めは頼もしい限りだ。

 阪神とは逆に交流戦で大きく負け越して、順位を大きく下げたチームもいる。広島は5月まで首位争いを繰り広げていたが、交流戦が5勝13敗の最下位と低迷。最大7あった貯金をはき出し、借金生活に転落した。中日は交流戦最終週に6戦6敗と大きく失速した。最終週を迎えた時点で7勝5敗で3位タイと優勝も狙える位置につけていたのだが、まさかの6連敗で悪夢の最終週を終えた。

 束の間の休息となる4日間を経て、ペナントレースは再開される。すでにほとんどの球団が60試合以上を消化。まもなく年間143試合の折り返し地点が迫る。悲喜こもごもの結果となった交流戦。ここで生んだ上昇気流に乗って加速する球団が走るのか、流れを失ったチームが立て直せるのか。長く熱い戦いは正念場を迎える。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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