佐々木朗希とカーショーの共通点 パーフェクトゲーム目前で降板した両腕が記録よりも優先したものとは

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 カーショーが強調した「10月の野球」とは、もちろんポストシーズンのこと。2020年にはワールドシリーズを制し、毎年優勝争いが義務づけられる強豪のドジャースの顔として、チームが勝ち進むことに貢献することが最優先だと強調した。

 34歳のカーショーと、まだ20歳の佐々木。年齢や置かれた立場は異なるが、まだまだ調整過程という点は一致する。佐々木は昨年までは育成を重視し、中6日の先発ローテーションで回ることはなかった。新人だった一昨年は1軍登板はゼロ。2年目を迎えた昨年は、中盤以降に中10日以上の間隔を保ちながら、先発登板後には1軍の出場選手登録を外れる通称「投げ抹消」を繰り返して、大事に使われてきた。開幕から1軍の投手としてプレーするのは初めて。160km超という出力を出しながら、中6日という間隔で投げ続けて、どのような反応が身体に表れるのかはまだ分かっていない。

 それでなくても2試合続けて完全投球という、極度の緊張状態で腕を振り続けることで、疲労やストレスは通常の登板とは比較にならないほどあることは間違いない。パンクしてしまえば、これまでの石橋を叩いて渡るような慎重な育成方針を台無しにしてしまいかねない。

 佐々木は次回も中6日で24日、前回本拠地でパーフェクトに封じたオリックス相手に敵地で投げる予定という。2度あることは、3度あるのか。昨季のリーグチャンピオンが意地をみせるのか。投げるたびに注目度はうなぎ上りとなっており、日本だけでなく米国など世界が注目する一戦となるのは確かだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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