山田恵里が感じた、13年前とは違う「キャプテン」そして「金メダル」の重み

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 日本中が歓喜に包まれた決勝戦から数日。ソフトボール日本代表でキャプテンを務めた山田恵里は、未だ現実と夢の狭間にいるような感覚だった。

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「昨日も今日も朝起きた時に、『あ、試合行かなきゃ』みたいな感じでした。まだ試合が終わっていないような緊張感みたいなものが残っていて・・・。でも、『もう試合が終わって金メダルを獲ったんだ』という現実にかえって一安心する。そういった感じが続いています」

13年ぶりの五輪競技復帰や金メダルへの期待、そしてキャプテンとしての責任感。様々なものを背負い戦い抜いた今、山田の中で、最も感じているのは「解放感」だという。

「金メダルへのプレッシャーや、五輪競技から外れて様々なことがあったことはもちろんそうですし、私自身年齢も年齢なので、自分自身が結果を出せるのかといったことに対しても、辛かったです。自分を見失いそうなことも何度もありましたし、自分ってもうダメなのかなと思ったこともあった。それでもそこを何とか繋ぎ止めてやっていました。
そういった自分自身に対しても辛かった部分から解放されたということは1番大きいかもしれないですね。またここからやらなくては行けないことはありますが、とりあえず今は解放感が大きいです」





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