アジア勢“唯一の1勝”の日本に強まるライバル国の警戒 パリ五輪出場権争いはどうなっている?【バスケW杯】

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 この現状を受け、アジア勢の各国メディアも日本への警戒を強めている。未勝利ながら暫定2位のフィリピンの放送局『ABS CBN』は「オーストラリアを前に逆転の望みを絶たれた日本は1勝2敗となった」と指摘。そのうえで「フィンランド戦のような番狂わせは起こせずに予選ラウンドで敗れた日本だが、依然としてアジア勢ではトップに君臨している」と、パリ五輪に向けた優位性を強調した。

 さらにイランのニュースサイト『Saheb Khabar』は「スペインは世界ランク1位で、我々に勝ち目がないのは確実だ。しかし、イランはアジア最高のチームとしての地位を維持しなければいけない」と強調。そのうえで1勝のアドバンテージを握る日本については「フィンランドという強敵を倒した最強のチームだ」と評した。

 オーストラリアを倒せずとも、何とか1勝のアドバンテージを手にして1次ラウンドを終えた日本。31日から始まる順位決定戦の行方も大きな期待を寄せずにはいられない。

<アジア勢の暫定順位>
(1)日本(1勝2敗、得失点差-28)
(2)フィリピン(0勝3敗、得失点差-23)
(3)ヨルダン(0勝2敗、得失点差-29)
(4)イラン(0勝2敗、得失点差-43)
(5)中国(0勝2敗、得失点差-62)
(6)レバノン(0勝3敗、得失点差-100)
(※29日終了時点)





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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