日ハム 花巻東・佐々木麟太郎密着マークの舞台裏とは

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 日本ハムの長期戦略が注目を集めている。23年のドラフトに向けて、アマチュア界注目の花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(1年)を密着マークしていくというのだ。

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 1年生ながらすでに高校通算50本塁打と規格外のパワーを放つ佐々木をめぐっては各球団、興味津々。本来なら来秋のドラフト対象選手だが、「超高校級」とあって、日本ハムは徹底マークを敷くつもりだという。

 背景にはチームが抱える危機感がある。「育成とスカウティング」を掲げ、これまでもダルビッシュ、中田、斎藤佑、大谷、吉田、清宮などのビッグネームを獲得してきたチームだが、近年においては、「上位指名した選手が思った以上に伸びていない。チームの世代交代も加速していますが、新球場もオープンします。ここ数年の内にチームの顔となる選手を育てておきたいところでしょう」(放送関係者)





 メジャーで二刀流として席巻する大谷を育てたまでは順調だったが、17年の1位指名の清宮、同じく18年の1位指名の吉田などが伸び悩んでいるとあって、チーム内の危機感も高まっているというのだ。

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