阿部巨人新体制で注目集める正捕手問題 ささやかれる「意外なキーマン」とは

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 阿部監督は来季の捕手体制に関しては、1人で130試合前後出るのが理想とした上で「相手を惑わすというか、(相手球団に)データをあげないということを考えたらキャッチャーを変えるのも面白いのかなと思う」と、シチュエーションに応じての複数起用を匂わせる発言もあった。

 今季はWBCにも出場した大城卓三が134試合に出場、自己最多の16本塁打をマークするなど主戦捕手として活躍。第二捕手には6月の阪神戦でサヨナラホームランも放つなど、岸田行倫が46試合出場と続いた。一方、ベテランの小林誠司は21試合出場、打率・125。課題の打撃がネックとなり、出場機会を減らしている現状はある。

 目指す投手陣再建のためには、阿部監督が現役時代、投手陣をしっかりリードし、黄金時代を築いたようにしっかりした扇の要が欠かせない。正捕手争いもチーム浮上の大事なポイントとなりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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