巨人・坂本コンバートの「現実味」 吉川が遊撃挑戦の「舞台裏」とは

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 坂本は遊撃のポジションを08年から守り続け、今季は順調にいけば史上初のショートとして2000試合出場(残り125試合)も視野に入れる。3年連続ゴールデン・グラブ賞を受賞するなど「日本のジーター」として球界を代表するショートストップに成長した。

 一方、そんな坂本の守備に関して、かつて自主トレも共に行い、球団の垣根を越え師弟関係とされるヤクルトOBの宮本慎也氏から「もう1度守備をやり直したほうがいい」と足の使い方に問題があることをオフに直言されたこともあった。

 この指摘を受け、すぐに修正に動いたというが、今季34歳シーズンを迎える坂本がどこまでハードな遊撃ポジションを守り続けられるかに注目が集まっている。

 坂本に関してはここまでのオープン戦も元気なく、打率・167と落ち込んでいる。主力は開幕に向け、ここからが本格調整していく時期とあって、そう心配はいらないかもしれないが、ほかの主力陣、岡本和、丸、中田がそろって打撃好調をアピールしているとあって少し気がかりな状態だ。

 チームにとってもキャプテン坂本の好不調次第で成績は大きく影響を受ける。遊撃ポジションをめぐっての起用、また坂本本人の調整にも引き続き注目が集まりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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