女子高校生レーサーのJujuが欧州のジュニアフォーミュラカーで年間チャンプに 昨季は日本の登竜門フォーミュラでも女性選手がタイトル獲得
FIAではF1を頂点にFIA―F2、FIA―F3と続くピラミッド構造となっており、Jujuが参戦していたカテゴリーはその下にあたる。頂点まではいばらの道は続いている。
女性ドライバーとしてはF2にタチアナ・カルデロン(コロンビア)が2021、22年と参戦したが、シングルフィニッシュは1度もない。Wシリーズで22年までに3連覇したジェイミー・チャドウィック(英国)もF2に進むことができず、今季は米インディカーシリーズ傘下のインディ・NXT(旧インディライツ)を戦った。
F1にエントリーした女性選手は70年以上の歴史のある選手権でわずか6人しかいない。最後のドライバーは1992年にブラバムからエントリーしたジョバンナ・アマティ(イタリア)だが、3レースとも予選落ちで決勝を走ることができなかった。
今後はパワーの大きなビッグフォーミュラに挑むことになりそうだが、ドライビングスキル以外にG(重力)に耐えられる体力、筋力も大事になってくる。Jujuにとってはこれからが勝負だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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