前田健太のツインズへのトレードが白紙の可能性も・・・足かせとなったのは?

タグ: , , 2020/2/8

トレードはペンディングに・・・

 前田が最終的に結んだ契約は8年総額2500万ドル(当時約30億円)。1年あたりの基本給は300万ドル(当時約3億5000万円)とかなり低く押さえられたものとなった。そのかわりに8年という異例の長期契約で、出来高が最大8120万ドル(当時約95億円)も付けられた前例のないユニークな契約となった。

 出来高は先発登板試合数とイニング数によるもの。32試合以上先発し、200イニング以上投げれば、1年あたり約12億円を手にできるというものだった。

 前田自身、入団会見で「身体検査でイレギュラーな点があった」と明かした。ブログではメディカルチェック後の対応を見て「メジャーに挑戦できないんじゃないかと思うこともありました」と苦しかった胸の内をつづっていた。

 その後、長期離脱を一度もすることなくメジャーで投げ続け、2度のワールドシリーズ進出に大きく貢献した。検査結果を見返すような快投は周知の通りだが、ここでもこの出来高偏重の契約内容がのしかかった。2年目以降、好投しながらもシーズン終盤にブルペンへ配置転換されるケースが増えた。中継ぎでの高い適性を買われたものだが、結果的に出来高を抑えられた面は否定できない。前田も先発一本で勝負することを熱望し続けてきた。

 キャンプ前に降って湧いたツインズへの移籍話は、そんな前田の願いをかなえるものになると、好意的に受け止めるファンや球界関係者の声も多かった。トレードはペンディングとなり、今後の展開次第では前田の移籍が立ち消える可能性もゼロでもない。ここでもまた「メディカルチェック」が足かせとなるようなら、何とも皮肉な話だ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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