日本ハム・清宮 一軍昇格も求められる「あの悪癖」改善とは

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 清宮を「育てながら勝つ」ためへの課題もある。チームは昨季、いずれもリーグワーストとなるチーム打率・231、78本塁打と貧打線に苦しんだ。清宮が大砲候補として早期覚醒すればいいが、果たして結果を出すまでに悠長に待っている時間はあるのか。

 鍵を握るのは投手陣の頑張りにもある。昨年夏季の東京五輪でも活躍するなどブレイクしたプロ2年目の伊藤、エース上沢を始め、河野、加藤などの奮闘は欠かせないピースとなる。「ノーヒットでも1点を奪う野球」を目標とする新庄監督とあって、足をからめてノーヒットでも1点を奪うような投手を中心とした守りの野球でスタートダッシュが実現すれば、少しは余裕をもって清宮のような若手が育つ土壌もできる。

 まずはこれから始まるオープン戦で攻守ともにしっかり結果を出すことが求められる。真価が問われるプロ5年目シーズン。清宮の奮起を期待したい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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