中田翔が離脱の巨人で一番の懸念材料はブリンソン?球界OBが“暴走”に苦言「本当にいろいろなことをしておかないと」

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 とはいえ、巨人の不安要素はこれだけではない。高木氏は「今日もブリンソンが大城がタイムリーを打った打球を一塁ベースに戻ろうとしてタッチアップしようとした。あれが前に進んでいれば大城の足ならツーベースになった」とランナー二・三塁になるはずの大チャンスを、一・二塁にしてしまったブリンソンの判断ミスを指摘。その後に代打で出場した門脇誠はショートゴロゲッツーだったが、ニ・三塁であればヤクルトも前進守備を敷いていたはずで、同じ打球でも2点タイムリーになっていた可能性を示唆した。

 もし巨人が負けていれば戦犯になっていたかもしれないプレーだったため、「ブリンソンの走塁って本当にコーチが声をかけるとか、いろいろなことをしておかないと」と走塁面の徹底指導を首脳陣に呼びかけた。

 開幕して1か月足らずではあるが、ブリンソンの走塁ミスは珍しくない。3日の試合では二塁にいたブリンソンは1アウトだったにもかかわらず、門脇の中飛で飛び出してしまいダブルプレー。4月6日のDeNA戦でも1アウト一塁で左中間を破る長打をブリンソンが放つが、一塁走者の岡本和真が三塁でストップしたにも関わらず、二塁を蹴ったために二・三塁間に挟まれる。そして、岡本が本塁を狙うもアウト。ここまでなら“暴走”で済むが、岡本がアウトになった姿を見て、チェンジになったと勘違いしたブリンソンはベースを離れてしまいタッチアウトになる、というプロの試合ではあまり見ることのないゲッツーが完成した。

 中田という主軸を失っただけに厳しい試合が続くことが想定されるため、1つの走塁ミスが勝敗を左右するケースも多くなるだろう。コーチ陣の手腕が試される。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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