メッシ欠場騒動の批判はベッカムにも飛び火! 中国メディアはクラブ内の“ウラ事情”を断罪「マイアミの内紛が原因だ」

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メッシ(左)が欠場した香港遠征。この余波は世界的レジェンドであるベッカム氏(右)にも影響を及ぼしている。(C)Getty Images

 アルゼンチン代表FWの欠場が発端となった騒動は、その波紋を広げ、「サッカー界のレジェンド」にまで飛び火している。

 物議を醸しているのは、香港で行われた親善試合だ。

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 プレシーズンを利用したアジアツアー中である米メジャーリーグサッカー(MLS)の新興チームであるインテル・マイアミは、現地時間2月4日に香港リーグ選抜と対戦。4-1で勝利したのだが、この興行の“顔”でもあったリオネル・メッシは「内転筋を痛めた」として欠場。高額チケットを握り、会場に詰め掛けたおよそ4万人ファンからは「金を返せ」「メッシ出せよ」といった大ブーイングが飛んだ。

 もっとも、インテル・マイアミの選手たちの負担は相当なものがあったのは事実だ。というのも、1月29日のサウジアラビア1部アルヒラル戦、今月1日の同アルナスル戦、そして、4日に香港リーグ選抜とアジア各地で連戦を実施。さしものメッシと言えど、休養が必要な状況ではあった。

 しかし、香港政府が主催者側に事態の収拾と説明を求めた騒動に拍車をかけたのが、2月7日に日本で行われたインテル・マイアミとヴィッセル神戸の試合だった。なんと内転筋を痛めていたはずのメッシが60分からピッチに立ち、華麗な妙技を披露。怪我の不安を感じさせないプレーを見せつけたのである。

 メッシが出場した時間は、わずかに30分。故障の懸念がある中では「リハビリ」的な意味合いもあったのだろう。それでも観衆の前で彼がプレーした事実に中国や香港のメディアは怒り心頭。ついには同クラブの共同オーナーである元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏も責任を追及される事態となっている。

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